いち早く自分だけの「浜小屋」がほしい女川町寺間(2014/2/1 掲載)

外資系加工食品メーカーのハインツ・日本より事業資金の提供を受け、2013年の12月までに出島湾の漁師20名に個人用の納屋を提供できたが、2014年に入ってからマスコミの興味も資金提供の額も激減し、この1年半寺間の漁師達の要望に応えられない状況が続いている。小屋の提供を受けて漁生活がグンと快適になった出島湾の漁師と同じように、寺間の皆さんもいち早く自分だけの「浜小屋」がほしい。
寺間復興養殖組合長 須田秀雄
現在の状況
詳細
設置場所 | 女川町出島字別当浜 |
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希望する ユニット数・広さ | 6畳15棟 |
用途 | 事務所1棟、納屋14棟 |
UBCが買えない 経済的事由 | 出島湾の復興住宅は既に完成して多くの方は新しい住まいに引っ越しているが、後回しにされた寺間湾の高台移転先が完成したばかりで新しい家を建てるのはこれから。借金に借金を重ねて建てなければならない方が多い中で、いくらほしくても小屋を買うことがなかなかできない |
備考 | 震災前は出島(いずしま)には約600人が暮らしたが、その人口は約半分ずつ出島湾と寺間湾に分かれていました。震災による死亡者は少なかったものの、震災直後島の小・中学校が閉鎖されたこともあり、現在は島全体に約200人しか住んでいない。 平地の多い出島湾は住宅数軒しか残らなかったが、寺間にあった約90軒のうち急斜面に建てられた15~16軒が残った。養殖業(牡蠣、ホタテ、ホヤなど)はある程度回復しているか、生活環境は過酷で年を召した漁師達は歯を食いしばって頑張っています。 |
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