宮城県南三陸町志津川旭ケ浦2013/03/04 完成
志津川湾旭ケ浦で若布を養殖している漁師達が加工場がなくて困っているという情報は、「さかなのみうら物資プロジェクト」の方々がつかみ、ハインツ・日本の池田真理子さんを経由して私の耳に入った。真冬にもかかわらず、婦人方が、水揚げされた若布の加工を暖の取れないテントの中で行っていた。一日も早く、暖のとれる、テントよりも一回り広い施設がほしい、とのことだった。
当プロジェクト自慢のUBC構造物の断熱性は抜群だから、心配は要らない。大きさに関しては、8㎡単位でいくらでも箱の数を増やせるので、これもOK.ハインツ・日本の池田さんから、会社が建設資金を提供する用意があると伝えられ、話しがすんなりと決まった。
今回の加工場は初めての4連棟。漁師も、トラベル東北のボランティアも積極的に工事に協力し、約一週間で工事が完成した。早く暖かいところで仕事をしたい婦人の方々がすぐに引っ越し作業を開始し、完成の翌日からさっそく新しい加工場を利用し始めた。テントの中の作業が厳しかった分だけ、皆様は本当に嬉しそうな顔をしていた。
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詳細
設置場所 | 宮城県南三陸町志津川旭ケ浦 |
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完成日 | 2013/03/04 |
広さ | 32㎡(4連棟) |
用途 | 若布加工場(冬期間)それ以外の季節は「番屋」 |
資金援助及び | ハインツ・日本株式会社 |
ボランティアの募集 | トラベル東北 |